Our Story
NAO's FARMとは
NAO's FARMは、元サッカー日本代表・石川直宏(FC東京)と生産パートナーである株式会社みみずや(代表:中條翔太)が、2021年に長野県飯綱町で立ち上げた農園プロジェクトである。
信州の大自然が織りなす寒暖差のある気候を活かし、ブドウや桃に匹敵する糖度を持つとうもろこし「なおもろこし」を栽培。皮をむいてそのまま生で食べられるほどの甘さを実現し、産地から全国へ直送している。
農場長 石川直宏
石川直宏は、2000年にJリーグデビュー。FC東京の象徴的な存在として長年活躍し、サッカー日本代表にも選出された。2017年に現役を引退。現在はFC東京のコミュニティジェネレーターとして、クラブと地域社会を繋ぐ活動に取り組んでいる。
農業との接点は、コロナ禍の2020年に飯綱町を訪れたことがきっかけだった。異なる分野で頂点を極めた人々が同じフィールドに立ち、新たな価値を生み出す場を模索する中で、「農業」という選択に至った。2021年にNAO's FARMを立ち上げ、以来、東京と信州を頻繁に往復しながら農業に従事している。
現役時代にひざを怪我したことにより、ひざを曲げる動作がしにくい石川は、苗を畑に移植する際も、周りがしゃがんで作業する中、ひざを伸ばした姿勢で作業を行う。石川農場長ならではの風景である。
三つのコンセプト
01
競技
トップアスリートが培った集中力、向き合い方、変化を恐れない姿勢。フィールドが変わっても、その本質は農業の現場でこそ生きる。
02
自然
長野県北部、飯綱町。人口約1万人の風光明媚な町。標高の高さがもたらす昼夜の寒暖差が、とうもろこしの糖度を極限まで高める。
03
地域
2018年3月に閉校した小学校をリノベーションした複合施設「いいづなコネクトWEST」を拠点とし、NAO's FARM CUPの開催など、地域への還元を続けている。
なおもろこしが与える価値とエネルギー
生産パートナーである株式会社みみずやの代表・中條翔太は、元電機メーカーのエンジニア。米農家だった祖父の高齢化による生産規模の縮小を目の当たりにし、農業の世界に飛び込んだ。
中條は石川との関係をこう語る。日常の農園管理はみみずやが担い、石川は月に複数回、東京から飯綱町に通い、農作業に従事する。両者は農業者として互いを高め合う関係にある。
NAO's FARMのコンセプトは「アスリートの価値を最大化し、地域の最高傑作をつくる」こと。石川さんが畑に入ることで、農業に対する既存のイメージが変わる。フィールドが変わっても、本質は同じ。向き合い方が共鳴する。
中條翔太 株式会社みみずや代表
農園を訪れたアスリートたち
NAO's FARMには、石川との交流を通じて多くのアスリートが訪れている。
吉田沙保里(元レスリング選手、世界大会16連覇・五輪3連覇、国民栄誉賞受賞)は、引退後にゴルフを通じて石川と親交を深め、畑での作業に参加。2日間にわたる農作業を通じ、みんなが一息つく中で最後まで作業を続ける姿を見せた。石川は「その集中力と没入時のこだわりの違いを強く実感した」と振り返る。
田中隼磨(元サッカー日本代表、長野県出身。横浜FM・名古屋・松本山雅で活躍、2022年引退)は、石川とユース時代からの盟友。毎年秋のNAO's FARM CUPにプレイヤーゲストとして参加し、「ナオが農業に取り組む姿を見て、真似るところから始め、自分としても心に刻まれた」と語っている。
廣澤沙綾(プロ水上スキーヤー、アジアオセアニアチャンピオン、アジア記録保持者)は、現役を続けながら競技の合間をぬって何度もNAO's FARMを訪問。2024年には「初代なおもろこしクイーン」に就任した。普段60km/hで水上を移動する廣澤にとって、乗用草刈機のスピードは「若干遅く」感じたという。
沿革
NAO's FARM CUP
NAO's FARM CUPは、NAO's FARMの活動を象徴する「地域への還元」をテーマにしたサッカーイベントである。2023年から毎年秋に開催している。
会場は、2018年3月に閉校した小学校をリノベーションし、「自然・スポーツ・健康」をテーマにつくられた複合施設「いいづなコネクトWEST」内のパルセイロフィールド(長野県上水内郡飯綱町大字川上1535)。農場長・石川直宏と親交の深いプレイヤーゲストを招き、小学生向けサッカークリニックと大人向けサッカー大会を行っている。
過去の参加アスリート:田中隼磨、泊志穂、橋本英郎、中澤聡太、家木大輔、藤田泰成、谷口博之。
所在地
NAO's FARM事務局(株式会社みみずや)
〒389-1226 長野県上水内郡飯綱町川上1535
いいづなコネクトWEST-108
信州中野ICから車で約20分 / 長野駅から車で約25分
東京から新幹線を使って2〜3時間